投稿日2017年06月2日

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ミズクラゲの生活環

今回はラボで展示したことがあるミズクラゲ Aurelia aurita の生活環を紹介したいと思います。

ミズクラゲのよく目にするこの姿はクラゲの成体であり、一生この姿ではありません。
多くのクラゲは発達段階によって姿や生活パターンを変え、大きく分けると固着生活を行う「ポリプ世代」と水中を漂う「クラゲ世代」を経ます。

その変貌ぶりを簡単に図で説明すると、

図の提供:北里大学 海洋生命科学部 海洋生命科学科 水圏生態学研究室

このようになり、「生活環」と表記した通り、回っているように見えます。
では、ポリプはどのようなものかというと、

拡大写真はこちらです。

これがポリプです。
成体の姿とは全然違いますね!

プラヌラから触手が生え、イソギンチャクのようです。

このポリプが成長し、徐々にくびれて何枚ものお皿が重なった様な「ストロビラ」という状態になります。
その後、このお皿のようなものがストロビラから遊離し、「エフィラ」という状態になります。

エフィラの写真はこちらです。

写真では伝わりづらいですが、この時期から拍動して水中を漂います。
ぴょこぴょこしていてとてもかわいいです。

このエフィラが「メテフィラ」という状態を経て成長し、私たちが見慣れたあの成体になります。

ミズクラゲの成長に伴う姿の変化にはびっくりさせられますね!
皆さんがクラゲにより興味を持っていただけたら嬉しいです。

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