投稿日2016年04月27日

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クラゲの多様性

みなさんの多くは「クラゲは種類によって毒の強さが違う」ということをご存知だと思います。
例えば、ハブクラゲ chironex yamaguchiは人を死に至らしめるような猛毒を持っています。一方で、ミズクラゲ Aurelia aurita は刺されてもそれほど危険ということはありません。
このように、なぜ毒の強さや量に違いがあるのでしょう?

それは、種類によって、捕獲する餌が違うからです。「毒の強さ」以外に、触手の頑丈さや、長さにも多様性があります。これらも捕獲できる餌のサイズに影響しているのです。

ハブクラゲやハナガサクラゲ Olindias formosaなど立方クラゲ類は太い触手を持ち、小魚などの比較的大型な動物を捕食します。一方で、サカサクラゲ Cassiopea ornataは、体の中に褐虫藻という藻類が住んでおり、褐虫藻の光合成によって栄養をもらっています。
こちらが、現在海洋生命学部のラボにいるサカサクラゲです。

サカサクラゲ

また、新しくラボに来たユウレイクラゲ Cyanea nozakii は、かなり強力な毒を持ち、主にクラゲを食べます。

ユウレイクラゲ

無数の触手を持った白い体がなんとも美しいですね。

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